百眼
アルゴスとヘラの組み合わせってえろいと思うの
私だけかしら
ゼウスの愛人で、牝牛にされたイオを、ヘラの命令で見張っていたのが百眼のアルゴスです。
しかしゼウスに依頼されたヘルメスによって眠らされ、殺されてしまいます。
ヘルメスの別名「アルゲイポンテス」は、アルゴス殺しという意味があるとかないとか。
アルゴスっていったらギリシャの地名ですね。かの英雄ディオメデスはアルゴス王でした。
あとオデュッセウスの犬の名前もアルゴスでしたねー。
アルゴスはヘラのお気に入りで、死後はその沢山の目玉を、ヘラの聖獣であるクジャクの尾羽につけたとか。
確かに、クジャクの尾羽って目玉にしか見えませんよね…。
百眼のアルゴスのじいちゃんもまたアルゴスと言って、ゼウスの息子であった彼に与えられた土地にアルゴスと名づけたのだそうです(Fさん情報)
また、アルゴスという名は、夜空に散らばる星々(=百眼)の寓意だそうです(yfさん情報)
それでもって、ヘラは古くはアルゴス地方の大地母神だったそうです(gさん情報)
皆さん博識でいらしてお勉強になります(・ω・*)
頭と腕が沢山あるヘカトンケイルや、一つ目のキュクロプスはウラノスにもクロノスにも疎まれたのに
目が沢山あるアルゴスはヘラ様のお気にいり…。
足が不自由なヘパイストスを捨てたヘラ様のお気に入り…。
なんだか複雑な気持ちです。
ここからは完全に想像ですが、アルゴスはもともと大地母神に付き従う若い男神であり
時代が下がって、ヘルメスの武勇譚のための乗り越えるべき障害として怪物化した…とか
そういうことは!ないかな!
しかしヘラとアルゴスの組み合わせってなんとなくエロティックだと思うの
怪物じみた大男と美熟女の主従関係とかエロティックだと思うの
恋愛感情はきれいさっぱり一切合財ない主従関係とか、かえって
PR
この記事へのトラックバック
- この記事にトラックバックする