なれそめの解説のような何か
蝶よ花よと育てられてきた純粋培養の女の子が、果たして男に恋愛感情を抱くのだろうか?
仮に好意を持ったとして、それは友情や同情に過ぎないのではないか?
のちに浮気相手を踏み潰す冥府の女王様へと成長なさるとすると、もっとドロドロと執着するような強い理由が欲しいなーという個人的願望から、こういう形になりました。処女神派の皆様ごめんなさい。
かといって、見ず知らずの男と一度契ったからと言って、即惚れちゃうような恋に恋する娘さんでもなかろうし、普通は殺したいほど憎く思うだろうということでこうなりました。
ごめんねコレー。
コレー視点なので、ハデス様は基本的に悪い人です。
もっと一貫させればよかったかなあ。
「微笑まぬ者」である彼ですが、表情が段々柔らかくなっていく様子が表せていればいいなあ。
嫁の前でくらい、笑えばいいと思うよ。
笑顔で言えば、コレーをハデスに笑顔を向けないようにするのが大変でした。
すぐ笑顔になってしまうんだもんよこの子…!
基本的に笑顔の子だと思っているので、シリアスな顔させると誰これ状態。
安直ですが、ストックホルム症候群的なところがだいぶあると思っています。
人質が犯人の素性を知って同情し、かばったり犯罪に協力するようになっちゃうというアレです。
まあこれは一過性のものだと言われているので、それ以外の何かがあると信じたい。
ヘカテは、本来なら最初にコレーの誘拐をデメテルに告げる、
最後にペルセポネの従者として登場する程度ですが、
モノローグをあんまり使いたくなかったので、通訳として出張っていただきました。
仕事増やしてごめんねヘカテさん。
ザクロの食べさせ方について、最初はペルセポネが勝手に食べていました。
ですがハデスの意思が欲しいと思い、無理矢理食べさせることにしました。
「伝令の目を盗んで」食べさせるとなると、私のかわいそうな脳みそではこれしか思いつきませんでした。キャーハデスサマヘンターイ
ヒュプノスは本来登場しません。
結構あっちこっちから色々引っ張ってきているので、これはどこそこが元!とか補足していたらえらいことになったので止めました。
お暇でしたらテキストもぜひ読んでみてくださいね。
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